正道有理のジャンクBOX

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― 他の動物より人間が優れているとすれば、蓄積された知識や経験から自分の行為がもたらす成果や結末を予測し得ることである ―

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山尾夫妻と「さくらフィナンシャルニュース」の抗争

山尾志桜里氏の「不倫騒動」が週刊文春で報じられ、新体制早々の民進党は大混乱に叩き込まれている。勿論、山尾氏の問題がなくても前原執行部がどれだけ民進党をまとめられるのかは極めて疑問符ではある。

 小生は民進党の支持者ではないし、むしろ一旦空中分解してもっと自民党との距離を鮮明にして野党の再編を図ったほうが有権者にとってわかり易いとかねがね思っていたところである。

とは言うものの少なくとも反自民党勢力に楔を打ち込み、その力を裂こうとするあらゆる動きには警鐘を鳴らす必要があると考えている。その一つが、今回の山尾「不倫」問題である。

 正直、事の真偽はわからないが、そもそも政治活動と切り分けて扱われるべきプライベートな問題を当人たちの告白もないのに「不倫」と決めてかかり、その政治生命をも奪いかねない報道には必ず裏があると考えて間違いない。

加計学園獣医学部設置を巡っては、前文科省事務次官・前川喜平さんが「出会い系バー」に通っていたとしてネガティブキャンペーンが張られた。前川氏の人格を傷付けようとした背後に内閣調査室の策謀があったことは菅官房長官の言動からも容易に察しが付く。

 週刊文春をはじめとするイエローメディアはこうした報道の先兵となって、政治をスキャンダラスなものに映し出し、有権者の政治不信を煽るのである。小選挙区制の下ではそれが政権政党に有利であることは明らかなのだ。

そうした目で見ると、今回の山尾志桜理氏の報道は何かしっくりしないのである。

山尾志桜理氏の夫である山尾恭生氏が「不倫相手」とされた弁護士を告訴しているとか、いや山尾志桜理が不倫をしたのは山尾恭生氏が刑事訴追を受けているからだとか、何が真実なのか一向にわからない。これには何か裏があると感じて少し調べてみた。

周到に仕組まれた「ブーメラン」か 

その結果が「さくらフィナンシャルニュース」と山尾夫妻を巡る「騒動」である。

「さくらフィナンシャルニュース」(代表取締役 上村聡)はこのサイトを見る限り、かなり山尾恭生氏とその妻である志桜理氏に敵意を持っている事がうかがえる。

 保守的なメディアやネット右翼は、山尾志桜理氏が安倍政権を切れ味よく追及していたことに対し、それが「ブーメラン」となって自分に返ってきているのだと言って批判している。

 しかし、その「ブーメラン」宣言が半年以上も前にこの「さくらフィナンシャルニュース」に書かれていたこと、さらに週刊文春が報じるより早く、今回の「不倫」報道をサイトに掲載していた事を見るにつけ、これは用意周到に仕組まれたものではないかという疑念を強くしたのである。

株式会社さくらフィナンシャルニュースで「騒動」勃発。渦中にある山尾恭生氏は民進党山尾志桜理衆院議員の夫か? | ひろしま代書屋日記                                      http://ujina.com/2016/06/29/4698

  1. 現在情報を発信しているサイトは、上村聡氏を編集長とする「さくらフィナンシャルニュース」である。
  2. この「さくらフィナンシャルニュース」(代表取締役 上村聡)は、山尾恭生氏が運営する株式会社セレージャテクノロジーからサイトおよびシステムを含む業務の譲渡を受け、サイトの運営およびシステムの委託管理を行っていた。
  3. 当初、このサイトの編集長は中山裕氏だったが、「扇情的で記事本文との関連性に乏しい、大塚和成弁護士を誹謗中傷する表現」が多用された事で問題となり、一旦休止し編集体制の検証を行ったとされている。新しく編集長になった横田由美子氏名義で2016年6月16日にその事が告知されている。
  4. こうした流れを受け、業務委託をしていた山尾恭生氏(セレージャテクノロジー)は

上村氏との間で行われた業務譲渡、委託契約を一方的に打ち切り、新たに編集長になった横田由美子氏との契約に切り替えようとした。

 発端として、現「さくらフィナンシャルニュース」(上村聡代表)と山尾恭生氏との対立関係はこのようにして始まっている。

(なお、横田由美子氏を編集長とする「さくらフィナンシャルニュース」は2016年6月16日で休載を発表して以来再開していない)。

  そして、それ以後の上村聡氏を代表(編集長)とする「さくらフィナンシャルニュース」のほとんどの記事は山尾恭生氏と山尾志桜里氏への批判=攻撃で埋められている。

【速報】「ガソリーヌ夫」こと山尾恭生・株式会社セレージャテクノロジー代表取締役、株式会社アメーシア取締役会が第三者委員会の設置を決議 (2017.7.11)http://sakurafinancialnews.jp/?p=1665

その中には、「同社の監査役は、ジャーナリストの山口敬之氏からの性被害を告発している女性の代理人弁護士・西廣陽子弁護士の所属する松尾千代田法律事務所の代表で、山尾恭生氏の武蔵中学高校の同級生で衆議院東京2区の民進党からの公認候補予定者となっている松尾明弘弁護士」などと言った山尾恭生氏に近い人たちの関与さえ思わせるような記事も見られる。

山尾志桜里の夫、山尾恭生が刑事告発されてひっそりと炎上していたが…                                 https://sarattosokuhou.com/news/yamao-yasuo/

そして、2017年1月2日付<【特報】山尾志桜里衆議院議員、年末12月27日に元秘書・岡部篤史氏に責任を全て押し付ける会見を名古屋で開く横暴 >の中では次のような不気味な挑戦とも取れる宣言が記述されている。

「夫婦揃って、国民に対しての不誠実な態度は、必ずブーメランのように自分たちに返ってくることを、ここに宣言しておきたい」

http://sakurafinancialnews.jp/?p=965