正道有理のジャンクBOX

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― 他の動物より人間が優れているとすれば、蓄積された知識や経験から自分の行為がもたらす成果や結末を予測し得ることである ―

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安倍政権は必ず打倒できるし、しなければならない

 議席数に勝るからと言って、その政権が永遠ではない

 下の表は55年体制以降の各政党の離合集散過程と、それぞれの議席数を記録したものである。

 この間、安倍一強体制の前に打ちのめされ、今の議席数では安倍を不信任に追い込むのは難しいのではないかという敗北主義に陥いる傾向が見られる。

 しかし、この半世紀を超える日本の議会政治の中で、実は自民党が殆どの時期において250議席以上、300議席近くを占めてきたのだ。この過半数から2/3に近い議席を持ちながら、その内閣が存続し続けた事はあっただろうか。いや、それは無かった。

 そして、いずれの政権も、民衆の怒りの中で打倒され、総辞職または解散に追い込まれている

 だからこそ、安倍晋三首相は麻生政権の失敗に習って、完全に追い込まれる前の国会冒頭解散という姑息な手段に訴えて、恰も政権に対するすべての疑念が、総選挙に勝つことを通してご破算になったかのような仮象を描いてみせたかったに違いない。

 安倍政権は、既に先の選挙で政治的に敗北した

 当ブログが選挙直後に指摘したように、安倍政権は議席数でこそ2/3を維持し、マスコミを動員して自民圧勝の大キャンペーンを張ったが、選挙期間中、安倍晋三有権者の怒りの声から逃げ回らざるを得なかった。既に、この段階で議席数の如何にかかわらず、安倍政権の政治的「死」は運命づけられていたのだ。

 そのことは、この間ますます明らかになりつつある。ウソと隠ぺいで国民を欺き、その上に行われた「騙し討ち総選挙」でかすめ取った政権のどこに正当性があると言えるのか。

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 民衆の怒りで自公の動揺をさらに拡大し、安倍政権を打倒しよう

  冒頭に、安倍政権は必ず打倒できると書いたが、残念ながら、その事は直ちに自公政権を打倒できるという意味ではない。

ただ、民衆の烈火のような怒りの強まりは、政権与党の中に「人民の声をある程度尊重しなければいけないのではないか」という空気を必ず生み出すのである。いかに自公が傲慢で尊大であろうとも、民衆の怒りが正当であり、正義性を持っている限り必ず政権政党の中に動揺を生み出すのである。それが現政権を倒す力になるのである。

 安倍を倒せば、直後的には一定の揺り戻しがあり、民主主義的ポーズをとらざるを得ない期間が生じるはずである。これは野党を含めた人民の側が体制を立て直す絶好の機会なのだ。

安倍を倒しても、どうせ野党は政権を担えないからとあきらめるべきではない。ともかく、今は安倍政権を打倒するためにあらゆる知恵と力を結集することが必要なのではないだろうか。