正道有理のジャンクBOX

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― 他の動物より人間が優れているとすれば、蓄積された知識や経験から自分の行為がもたらす成果や結末を予測し得ることである ―

日米地位協定 ― 抜本改定なのか「運用改善」なのか

沖縄県民大会「強い感情を理解」=米

時事通信 6月21日(火)8時22分配信


【ワシントン時事】米国務省のカービー報道官は20日の記者会見で、沖縄県うるま市で起きた米軍属女性暴行・殺人事件に抗議する「沖縄県民大会」が開かれたことについて「(県民の)強い感情は理解している。私たちは彼らの懸念を深刻に受け止めている」と語った。

  
 ただ、大会決議に盛り込まれた日米地位協定の抜本改定に関しては「国防総省防衛省の間で既に(運用改善に向けた)検討を進めている」と従来の立場を強調。米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の閉鎖要求についても「(名護市辺野古への)移設を進める私たちの強固な決意は何も変わらない」と譲らなかった。

 この報道によると、「国防総省防衛省の間で既に(運用改善に向けた)検討を進めている」と語ったとの報道であるが(運用改善に向けた)があるかないかではまったく政治的な意味が変わってくる。この()内はどのような脈絡から、誰が付け加えたのか。
 もし、()のない文章にしたら、「従来の立場」とは全く逆の対応を迫られていると言うことを示すものであり、日本政府がそれを隠していると言うことになってしまうのだ。時事通信が会見の流れの中でそう判断したのか、あるいは明確にそう言ったのか(それなら、()はいらない筈だが)、もう少し丁寧な説明が必要だ。